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p-HBC
p-HBC
- 酸化還元系発色試薬
コリンエステラーゼ活性測定用基質
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製品コードH324 p-HBC
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CAS番号81947-42-4
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化学名p-Hydroxybenzoylcholine iodide
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分子式・分子量C12H18INO3=351.18
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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1 g | ¥7,200 | 340-90641 |
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技術情報
溶解例
50 mg/100 mL (水)
参考文献
1) 内藤正宏, 本永秀夫, 山崎喜三郎, 斉藤嘉禎, 杉山正巳, 芦原義弘, 笠原靖,"新合成基質p-ヒドロキシベンゾイルコリンを使用した血清pseudo-cholinesteraseの測定法", 第二回臨床化学夏期セミナープログラム集, 1982, 79.
2)日本臨床化学会、甲信越、中国支部酵素委員会, "酵素活性測定に関する日本臨床化学会勧告法 ヒト血清コリンエステラーゼ活性勧告法"(案), 臨床化学, 1996, 25(Ⅰ), 15.
よくある質問
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Q
p-HBCの使用方法を教えてください。
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A
-測定例①-
【試薬調整】
・基質緩衝液
50mMバルビタール酸ナトリウム緩衝液(pH8.5)に 1.5mM p-HBC、0.3M NaCl、10mM 4-アミノアンチピリンを含む・発色液
0.1Mホウ酸カリウム緩衝液(pH9.2)に5mMネオスチグミン、15mM過ヨウ素酸カリウム、2mM p-クロルベンゼンスルホン酸を含む・標準液(200IU/l)
2mM p-ヒドロキシ安息香酸 水溶液【測定方法】
基質緩衝液(1.0mL)に各段階の希釈された試料(血清) 0.05mL を加えてよく混合し、
37℃の恒温槽で10分間インキュベートする。
次いで、発色液(2mL)を加え発色させ、試薬ブランク(試料と同様に操作して作る)を
対照として試料溶液の吸光度を505nmで測定する。
既知濃度のp-ヒドロキシ安息香酸標準液を同様の操作で発色させ、
その吸光度を下記の比例計算によりCh-Eの活性値を求める。
<計算式>
Ch-E活性値 =(A試料-Aブランク)/(A標準液-Aブランク)x200
*Aは吸光度を表す。○結果例
試料 吸光度 Ch-E活性値(IU/l)
1/5 0.088 39
2/5 0.190 84
3/5 0.274 122
4/5 0.373 165
5/5 0.459 204
標準液 0.451 200-測定例②-
【試薬調整】
・基質緩衝液
50mMバルビタール酸ナトリウム緩衝液(pH8.5)に 1.5mM p-HBC、0.3M NaClを含む・停止液
蒸留水に30 mM 4-アミノアンチピリンと15 mM ネオスチグミンを溶解する。・発色液
0.1 Mホウ酸カリウム緩衝液(pH9.2)に15 mM過ヨウ素酸カリウム、2 mM p-クロルベンゼンスルホン酸を含む・標準液(200 IU/L)
2 mM p-ヒドロキシ安息香酸 水溶液【測定方法】
基質緩衝液(1.0 mL)に各段階の希釈された試料(血清) 0.05 mLを加えてよく混合し、
37℃の恒温槽で10分間インキュベートする。
次いで、停止液(0.5 mL)を入れる。その後、発色液(2 mL)を加え発色させ、試薬ブランク
試料と同様に操作して作る)を対照として試料溶液の吸光度を505 nmで測定する。
既知濃度のp-ヒドロキシ安息香酸標準液を同様の操作で発色させ、
その吸光度を下記の比例計算によりCh-Eの活性値を求める。<計算式>
Ch-E活性値 =(A試料-Aブランク)/(A標準液-Aブランク)x200
*Aは吸光度を表す。○結果例
試料 吸光度 Ch-E活性値(IU/L)
1/5 0.177 78
2/5 0.346 153
3/5 0.511 226
4/5 0.704 312
5/5 0.866 384
標準液 0.451 200
取扱条件
性状: | 本品は、白色結晶性粉末で、水、メタノール、ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシドに溶ける。 |
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純度(HPLC): | 97.0% 以上 |
水溶状: | 試験適合 |
モル吸光係数: | 15,700 以上(258 nm付近) |
IRスペクトル: | 試験適合 |
1.保存方法:冷蔵 |